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ジョギング時にお化粧するか迷いますよね?すっぴんは流石に日焼けが気になるし、しっかりメイクは汗で崩れてしまうだろうし。そこで今回は、ジョギング時にどのような化粧が適しているかご紹介しています。是非自分に合った仕上げ方を試してくださいね。
Table of Contents
ジョギング時に化粧する派?しない派?
ジョギング時は徐々に汗をかいてくるため化粧崩れが気になりますが、人の目や日焼け防止のため必ず化粧する人。反対にファンデーションのべたつきがなく気持ちが良いので、日焼け止めだけで化粧をしない人もいます。
また、大会に出場するときは練習と違って気合が変わってくるため、しっかりメイクでモチベーションをあげたくなるかもしれません。そんな時は、ウォータープルーフタイプでポイントメークを置くと良いでしょう。
ジョギング時は化粧する派が多い
日常生活でお化粧をしている人は、ジョギング時にもお化粧する人が多数派になります。ただし、しっかりメイクではなく普段とのギャップが少ないナチュラルメイクの人が多いです。
走るときだけお化粧をしないことに落ち着かなさを感じるため、ポイントメイクを口紅やアイラインに置く人もいます。
基礎化粧である化粧水・保湿美容液の上に日焼け止めを塗ります。その上にリキッドファンデーションとパウダーファンデーションで整えます。さらに化粧水をスプレーすることで肌に密着しやすくなり化粧崩れを抑えてくれます。
また、口紅は明るめの色でリップグロスで押さえると良いでしょう。アイブローやアイメイクはウォータープルーフタイプを使用することで、汗でも崩れにくくなります。
日焼け止めとファンデーションは基本
スキンケアの後に日焼け止めとリキッドファンデーションを薄く塗ります。その上からフェイスパウダーを軽くはたくことで化粧崩れを防ぐことができるかもしれません。
日焼け止め=紫外線防止用化粧品には「SPF」「PA」の表示があるので、使用目的に合ったものを使うことで肌の負担が軽減される可能性があります。
肌質などにより個人差がありますが、30分程度走る場合は[SPF20-30/PA++]、長い時間や陽射しの強いときは[SPF40-50/PA+++かPA++++]を選ぶと良いでしょう。
また、ウォータープルーフタイプは、暑い時期など汗を大量にかくときは、落ちにくく効果が長持ちします。
※SPF=Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線により短時間で炎症などを起こすUVB(紫外線B波)を防ぐ効果指数
※PA=Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で、UVA(紫外線A波)を防ぐ効果の程度を表示
アイメイクは意見が分かれる
汗をかくことで化粧崩れが気になるため、アイメイクはしない人が多くなります。一方でウォータープルーフタイプを使いしっかりとアイメイクする人もいます。
アイメイクとして、[まつ毛のカール程度]、[マスカラを上まつ毛に付ける]、[アイラインを目頭付近だけ引く]など軽めでもナチュラルメイクに仕上がります。
もう少しプラスしたい人は、アイシャドウは少量にして、アイラインで目頭から黒目まで上下を引くようにします。目尻は涙や汗が流れることで崩れやすいのでアイラインを避けることが賢明です。
ジョギング時に化粧するときのポイント
ジョギングで汗をかきますが、肌に潤いを与える基礎化粧品を使い厚塗りを避けて仕上げていきましょう。不要な厚塗りは運動時の体温上昇で開いた毛穴にファンデーションが入り込み肌のトラブルの原因になる可能性があります。
顔にメリハリを付けたいときは[眉毛の黄金比]を意識して眉を描くことで表情を変えることができます。また、白は紫外線を透過しやすいため、白色や薄めの色の日除けやマスクを着用する場合は特に日焼け止めを塗るよう注意が必要です。
ランニング時のベースメイクは引き算
「ベースメイクは引き算」とは、ベースメイクの工程を減らすことや使用する化粧品を厳選することでナチュラルメイクを目指します。
UVカット効果のある化粧下地を使うことで日焼け止めを省くことができます。また、リキッドファンデーションを顔の中心部分だけに塗ることで立体感がでたり、刷毛で塗ることで均一に薄く延ばすことができます。ファンデーションでカバーできないクマやシミなどはコンシーラーをつけて補います。
仕上げのパウダーファンデーションはTゾーンなど化粧崩れしやすい部分を中心に軽く押すようにつけていきます。
ファンデーションの厚塗りは汗腺を塞ぐことになり、体温調整ができず熱中症の危険性を高める可能性があります。
眉毛は眉尻が大事
顔の形によって似合う眉毛が変わってきます。眉毛には黄金比があり、
- 眉頭は目頭の目上程度から描き始める
- 眉山は黒目と目尻の間に来るよう設定
- 眉尻は小鼻と目尻の延長線上(顔幅が狭く短めが好みの人は口角と目尻の延長線上)になります。
※特に眉尻を長くし過ぎると困り顔に見えたり老けて見えることがあるので注意しましょう。
ジョギングなど汗をかく運動の時はウォータープルーフやリキッドタイプが消えにくくなります。眉毛で顔の印象が変わるため、眉毛を剃ってしまって全くない人も落ちること覚悟で書いてみましょう。
マスクするなら日焼け止めは大切
マスクをするときは、紫外線対策として顔全体に日焼け止めを塗ることが大切です。マスクに覆われている部分と覆われてない部分がムラになってしまう「マスク焼け」と、マスクに覆われている部分でも紫外線の透過による「マスク越し焼け」に注意する必要があります。
また、マスクの中は高温多湿であり、マスクの脱着や会話により摩擦が生じるため日焼け止めが落ちやすい状況になっています。
室内で付けている場合が多くても汗や蒸れに強いタイプを選び、重ね塗りしやすいもので気楽に塗り直しすることをお勧めします。
マスク着用による肌荒れやニキビなどが気になる人は敏感肌用の日焼け止めを使用すると良いでしょう。
夜のランニングはすっぴんでもオッケー
夜は紫外線を気にする必要がないため、すっぴんでも日焼けの心配がありません。防犯上街灯のある道を走りますが、キャップを被っていれば人や自転車とすれ違っても昼間ほどすっぴんを気にしなくてすみます。
特に仕事が終わりお化粧を落として走ることは、リラックス効果を高めます。また、すっぴんだと顔の汗腺から汗が出て新陳代謝が促進されます。
ファンデーションを厚く塗った状態で汗をかくことで、ファンデーションで毛穴を塞いでしまい発汗が上手くできないことに繋がるかもしれません。
夜にしっかり水分補給をして、すっぴんで走ると老廃物が排出しやすくなります。そのため、美しい肌への生まれ変わりを期待できます。
ジョギング先生のワンポイントアドバイス
化粧崩れを少しでも防ぐために、お化粧をしているときはタオルでゴシゴシ擦らず、ティッシュで上から軽く押さえるようにして汗を拭きましょう。
タオルは吸収率が良いため汗と一緒にお化粧も取ることになります。ティッシュは衛生的で肌荒れも防ぐことができます。
【カテゴリー】この記事のカテゴリーはその他ジョギングの豆知識です。
まとめ
ジョギング時のお化粧は紫外線防止として基礎化粧と均一に日焼け止めを塗ることが基本です。見た目が気になる人は薄めにリキッドファンデーションやパウダーを付ける程度にしましょう。目元などにポイントメイクをしてナチュラルメイクが良いでしょう。
健康運動実践指導者・健康管理士一般指導員の勉強を通じて、健康について運動・食べ物・メンタルなど多くの知識を身に付けています。
知識を知恵に換え実践することで、今でも体力年齢は20歳代をキープし、「華麗に加齢」を目指しています。 2019年3月から、一般社団法人日本ランニングファシリテータ協会認定コーチとして、イオンモールで朝活ランニングの指導をするなど、走る楽しさを伝えています。