生涯健康とは?寿命まで自分の脚で歩 くこと

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健康とは、単に病気ではないというだけでなく、身体的・精神的に良好な状態でイキイキと過ごせることでしょう。人生100年時代、「健康って?」と思った時から意識して生活を見直してみてください。食事・運動・休養のバランスを意識していきましょう。

健康カウンセラーの林さとみと申します。私が皆様のお悩みを解決します!
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ
相談者のAさん
相談者のAさん
健康面で悩んでいますので、色々質問させて下さい!

生涯健康の秘訣

生涯健康

生きている間、健康を維持するには、バランスの良い食事・適度な運動と睡眠が重要なカギです。身体は生まれた時から作られていくので、大人になって健康な身体で過ごせている方は親にも感謝しましょう。

生涯健康は赤ちゃんから始まっている

赤ちゃんの時に母乳でしっかり鼻呼吸を覚え、徐々に腸内細菌が増え免疫力が備わっていきます。鼻呼吸はウィルスなどが身体に入るのを防ぎ、空気を加湿する役割があるので、免疫力アップや風邪ひき防止に役立ちます。

また鼻で空気を吸うときの適度な抵抗は、より多くの肺胞を膨らませ多くの空気(酸素)を取り込めることになります。

早くに離乳食になると口呼吸になりやすいため、風邪を引きやすく、唾液が持つ殺菌力がなくなり、免疫力が低下する可能性があります。

生涯健康のための食事

生涯健康のための食事は重要ですよ!
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

成長する過程で、小さいときの食習慣の影響を受けやすいため、味付けは薄く素材の味を活かし、加工食品を極力控え、彩り豊かな食事を心げけましょう。そうすることで自然と栄養バランスの良い身体に優しい食事になっていきます。

ジュースや炭酸飲料などは糖分がかなり多く含まれているので飲みすぎに注意しましょう。普段は水かお茶(カフェインレス)を飲むようにし、珈琲などの嗜好品は食後などリラックスタイムに1日2-3杯程度にしましょう。

咀嚼はカンタンな生涯健康法

一番身近な運動は咀嚼(噛むこと)です。噛むことは、規則正しいリズム運動で、脳を刺激し活性化させ認知症予防になります。

平成元年に「8020運動」が提唱され、80歳まで自分の歯が20本あれば楽しい食生活が送れるとされています。定期的に歯医者さんで歯垢や歯石のお掃除をし健康な歯を保つことが重要です。

歯が整っていれば、少し硬めの食材でもしっかり噛むことができます。一口30-40回噛むかとで食べ過ぎる前に満腹中枢に信号が送られるため肥満防止になります。

また、唾液の分泌量が増えることで口の中を細菌から守り、唾液に含まれる消化酵素により胃腸への負担が軽減されます。しっかり噛んで食事することが健康の源かもしれません。

相談者のAさん
相談者のAさん
これからもよく噛んで食べます。

生涯健康のための運動 

運動は、1日30分程度を週に2-3回できると、筋力や持久力が維持されていきます。起立しているだけでも体重がかかるため骨が刺激され骨粗しょう症を防きます。

普通体重の方は、その場ジャンプやスクワットなど脚の筋肉を使うことも有効です。

中学・高校・大学でスポーツをしていても社会人になると時間や環境がなく運動から遠ざかるかたも多いと思います。

また30-40代は忙しさで不摂生もあり生活習慣病予備軍と診断される方も増えていきます。是非その頃から「生涯スポーツ」の意識を持ってください。

生涯スポーツ!意識してくださいね。
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

病気になってからの回復は時間がかかりますが、予備軍の場合は改善に取り組めば、それだけ早く健康な身体を取り戻すことに繋がります。

忙しくても普段の生活に運動を取り入れていきましょう。「エレベーターやエスカレーターを使わずできるだけ階段を使う」「歯磨きや信号待ちで背伸びする」「テレビを見ながら腹筋」など、ジムに行ったり特別な時間を作らずできることを実行していきましょう。

相談者のAさん
相談者のAさん
なるほど。普段の生活に取り入れれば無理なくできますね。

運動は幾つになって始めても、それなりに筋力や心拍機能がが向上しますが、早く始めるに越したことはありません。

若い時に筋肉や筋持久力があるうちに、それを維持するための運動を習慣化できると生涯健康で過ごせる可能性が高くまります。

寿命まで歩くには、太もも・お尻・ふくらはぎなどの筋力と股関節の柔らかさが大切です。お風呂上りなど身体が温まったときにストレッチや軽い筋トレを行い、それを継続し寿命まで自分の脚で歩くことを実現しましょう。

自分でしっかり健康づくり 

介護保険があり、「介護されることが当たり前」と考えるか、「保険はあくまでも保険、使わないで済ませるには今からどうすれば良いか」と前向きに考えていくと、人生が変わると思います。

寿命まで自分が行きたい場所にいける体力と気力が維持できるよう、今からが少しずつできることはら始めましょう。

生涯健康のための睡眠 

生涯健康のための睡眠

日本人の睡眠時間は他国と比べて短く、特に女性の方が男性より短いです。睡眠時間は体質により個人差が大きく、極端ですが3時間で十分な方もいれば、9時間必要な方もいます。

いずれにしても睡眠中に、1日の身体のダメージを修復(レム睡眠)し、脳の休息(ノンレム睡眠)短期記憶から長期記憶に情報が伝達されために必要な時間です。

また、レム睡眠とノンレム睡眠は90分サイクルで、最初の2サイクルで脳が休息するので特に重要です。

良質な睡眠のための入浴

日中のストレスで低下した副交感神経を上昇させることで熟睡ができます。副交感神経を高める効果として入浴がお勧めです。

低め(38-40℃)のお湯で半身浴の場合15分程度浸かり身体を芯から温め体温を上げ、お風呂から上がって30-60分後に体温が下がり始めるときが入眠のチャンスです。

夏でも湯船に入りストレス解消・冷房による冷え防止・新陳代謝を促して副交感神経を高めましょう。

健康カウンセラー林さとみのワンポイントアドバイス

できる範囲で実践しましょう!
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

無理のない範囲で、できることを実践しましょう。実践がとても大事です。ぜひここで紹介した内容を今日からやってみてくださいね。

生涯健康に関するのまとめ

 「これをしなければ」と堅苦しく考えないで、継続できることから始めて習慣化することで、無理なく健康に繋げていきましょう。

もし病気になっても病気と仲良く付き合いながら、できる範囲で身体を動かし、脳を活性化させ、食事を美味しくいただきましょう。食べ物を美味しいと感じることができるのは、健康な証拠です。