ジョギングに最適なインナー選び!ランにおすすめの服装とは?

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各メーカーが、様々な機能性のインナーウェアを発売しています。ジョギングには、どのような機能があれば良いのか迷いますよね。この記事では、インナーの目的についてご紹介していますので、是非、目的に合った商品の購入にお役立てくださいね。

ジョギング先生の林さとみと申します。ジョギングに関するお役立ち情報を紹介します!
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ
相談者のAさん
相談者のAさん
いろいろ教えてください。

ジョギングに最適なインナーの選び方

ジョギングに最適なインナーの選び方

インナーの選び方を紹介します。
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

「速乾性」「吸汗性」「通気性」「保温性」「UV効果」など、様々な機能性が表示されています。ジョギングでは、汗をかくことが多いため、1年を通じて「速乾吸汗性」素材を選ぶことが大切です。

また、インナーウェアとしての役割は、上半身と下半身では違ってきます。下半身は、「筋肉サポートで疲労回復」を図るものと、「関節サポート系」があります。関節サポート系は、テーピング理論をもとに片脚着地の安定性を高める目的のため、筋肉疲労を防ぐものではありません。

ジョギングでインナーが必要なワケ

インナーウェア(下着やアンダーウェア)の役割は、上半身と下半身では異なっています。

上半身の機能性インナーは、正しい姿勢を維持し、体幹部をサポートする役割があります。特にお腹周辺は骨がないため、インナーの力で身体を引き上げることで、胸を開いた腰高の姿勢をキープできます。

下半身の機能性インナーは、主に筋肉の疲労回復を助ける役割があります。心臓から毛細血管に届けられた酸素の豊富な血液は、二酸化炭素や老廃物を回収して、筋肉の収縮によって心臓へ帰ってきます。

この筋肉の収縮が鈍ってくると、血液を心臓に押し上げる動きが弱くなるため、二酸化炭素や老廃物が心臓に戻らないので、疲労が溜まることに繋がります。

脚の筋肉は、下から上へ徐々に太くなっているので、インナーの圧力も下から上に向かって少しずつ強く感じる程度が良いでしょう。

夏のインナー選びのコツ

夏場は、通常の1サイズ大きめを選ぶことで、素肌との密着度が軽減されるため、「速乾性」「通気性」が高まります。

夏の時期でも、肌表面にたくさん汗をかいた状態で放置していると、汗冷えによって体力を消耗してしまいます。

これを防ぐためにも、肌表面の汗を素早く乾かし吸い取る「速乾吸汗性」の効果の高いインナーを選びましょう。

また、汗でウェアが濡れると不快感を感じ、臭いが気になってくることもあるため、接触冷感素材で「通気性」と「消臭効果」が備わっているものが良いでしょう。走り終わった後もあまり臭いを気にせず過ごすことができます。

紫外線対策としては、UVカット機能があるものや吸汗速乾に優れた薄手の長袖インナーを着ることもお奨めです。

冬のインナー選びのコツ

冬の時期は、「保湿性」「防寒防風性」機能のインナーを着ることで、身体が冷気から遮断されるため、寒さによる身体の冷えを防止することができます。

また、冬でも汗をかくため、そのままにしていることで、風邪の原因にもなってしまいます。冬だからこそ「吸汗速乾性」素材のインナーで、快適にジョギングを楽しむことができます。

発熱性のあるインナーは、熱を外に逃がさないように通気性が低くなっている場合があり、その状態で汗をかくとインナー内に汗が溜まり、走り終わった後一気に冷えてしまう原因になるため、避けた方が無難です。

特に早朝や夜のジョギングは、速乾性のスポーツインナー上下を着用することで、寒さ対策ができるため、億劫にならずに屋外に出ることができるでしょう。

インナーの効果とおすすめポイント

インナーの効果とおすすめポイント

期待する効果によっての使い分けがおすすめです。
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

アウターの機能を補うのがインナーの役割になります。インナーは肌に密着しているため、1年を通して「吸汗速乾性」のあるもの、冬には「保温性」のあるもの、夏には「通気性」の良いものなどで、ジョギング中の爽快感を維持することが期待できます。

また、夏だから半袖、冬だから長袖という考えでなく、期待する効果によって、使い分けることをお奨めします。

長袖インナーの効果とおすすめポイント

暑い夏に半袖でなく長袖を着ることで、汗をかいた後の不快なべとつきを軽減することができます。吸汗速乾性機能のインナーは、肌表面の汗を素早く吸い取り、肌から逃してくれるため、肌表面を常にドライな状態に維持してくれます。

UVカット機能のある長袖は、肌の露出を抑えることができるため、紫外線による日焼け防止効果が期待できます。

また、コンプレッションウェア(着圧ウェア)の長袖は、身体の疲労を軽減する効果があります。コンプレッションタイプは、身体に適度な圧力がかかることで、運動中の筋肉疲労を軽減することができます。夏は冬よりも体力を消耗しやすいため、夏場の疲労対策に長袖インナーがお奨めです。

半袖インナーの効果とおすすめポイント

半袖インナーは、動きやすく、夏でも早朝や夕方以降に走る場合は、陽ざしを気にせずに済むため、軽快に走れます。

皮膚は、呼吸と汗をかくことで体温を調整しています。半袖は、肌が空気に触れる部分が多く、熱が発散されすいため、涼しく感じられます。

寒い季節に、敢えて半袖で10-15分走ることで、「代謝アップ」や「痩せホルモン分泌」が活性化します。

寒さを感じることで体温を上げる必要を感じ、身体を温めるためにエネルギーを消費します。運動でのエネルギー消費と体温上昇のエネルギー消費のダブル消費のため、ダイエット効果が期待できるのです。

また、重ね着がしやすく、汗を吸収し、速乾性に優れているため、アウターが肌に付かず、気持ちよく走ることができます。

ジョギング先生のワンポイントアドバイス

様々な機能性があるため、目的に合ったものを選ぶことが大切です。
ジョギング先生 林さとみ
ジョギング先生 林さとみ

一番大切なのことは、インナーウェアに何を求めるかです。「疲労回復」「通気性」「保温性」など様々な機能性があるため、目的に合ったものを選ぶことが大事になってきます。

また、「コンプレッション」という言葉を耳にする機会があると思いますが、疲労回復と筋肉の無駄な揺れを軽減する効果があると言われています。

これも締め付ける度合いがメーカーによって異なるため、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

【カテゴリー】この記事のカテゴリーはジョギングの服装です。

まとめ

インナーには、多くの機能が複数備わっているものも多くあります。吸汗速乾性があり、通気性の良いものは、1年を通して着ることができます。

特に下半身のインナーは、疲労回復に効果が期待できるため、運動後の筋肉痛を和らげる可能性があります。適度な締め付けのインナーを選び快適に走りましょう。